スピリチュアルX WEB異業種交流会の食物連鎖
スピリチュアルX WEB異業種交流会の食物連鎖
WEB異業種交流会で見えた「人の集まり方の法則」
「というか、そんな高額なものを無料の単発WEB交流会で売れると思っているの?」
最近、単発のWEBの異業種交流会にいくつか参加している。
理由は単純で、占い的に「3月はラッキー月」という設定になっているからだ。
本当にそうなのか、少し実験してみようと思ったわけである。
まず最初に参加したのは、無料の単発WEB異業種交流会だった。
参加者は10人ほど。
そのうち、実に8人がネットワークビジネスの人たちだった。
正直なところ、話を聞いていても
個人的にはあまり興味を持てない内容が多かった。
彼ら自身が知っているのかどうか分からないが、
アメリカの統計によれば
ネットワークビジネスで成功する確率は平均2%以下
と言われている。
つまり残りの98%は、成功する側ではなく
ビジネスの「土台」になってしまう人たちだ。
つまり交流会の 8人のMLMだと
理論上は0.16人
成功者はほぼ出ない人数という計算になる。
そして実際に成功している人を見ると、多くの場合
・元々営業力がある
・すでに人脈がある
・別のビジネスで実績がある
といった、元からビジネス能力の高い人であることが多い。
副業感覚で、簡単に成功できるような世界ではない。
MLMの人たちはまず運営会社から
「自由」や「経済的独立」という言葉を教え込まれる。
だが実態は違う。
多くの場合、彼らは
ゲームのプレイヤーではない。
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ちなみに、もう一つ面白い特徴がある。
ネットワーカーは、絶対に自分のことを
「ネットワーカー」とは言わない。
なぜか必ず
「MLMをやっています」
と言う。
Multi Level Marketing
(マルチレベルマーケティング=マルチ商法)の略なのだから、
意味は同じである。
なのに、なぜかこちらの方が少しカッコよく聞こえるらしい。
確かに略して言わないと
胡散臭さ全開ではあるが。
冷静に考えれば同じものなのだが、
この言い換えを聞くたびに私はいつも思う。
それ、何が違うんだ?
スポーツマンと言うより
アスリートと言った方がイケてる。
そんな感じなのだろうか。
……でも、どちらも横文字だよね。笑
実はこれは
言葉の言い換え(フレーミング)による印象操作である。
しかも面白いことに、
上(運営側)からそう言わされている本人自身が
マルチだと気づいていない場合も多い。
ちなみに、日本のマルチ商法の草分けと言われる
嶋津幸一氏は
「マーフィーの法則」関連の本の著者としても知られている。
だが、その本業が有名な“反社”だったことまでは
おそらく多くの人は知らないだろう。
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さらに面白いことに、
金や投資などのビジネスをやっている連中は
基本、このネットワーカーのことを少し馬鹿にしている。
いやいや、ちょっと待ってほしい。
どちらも結局レバレッジビジネスだ。
つまり
他人のふんどしで相撲を取っているだけではないのか。
にもかかわらず、
なぜか妙に上から目線である。
そもそも、そんな高額な商品を
単発の無料のWEB交流会で
初見の人に売れると思っているのだろうか。
……まあ、少なくとも私は買わないが。笑
フォーカス7視点で俯瞰してみると、
これは
“吉本新喜劇のリアル版”
のようにも見える。
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後で知ったのだが、
この交流会の運営母体は
どうやら自己啓発セミナー系の団体だったらしい。
なるほど、と思った。
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一方で、有料の異業種交流会にもいくつか参加してみた。
すると雰囲気はかなり違う。
ネットワーク系の人は
多くても1割程度。
しかも参加しているネットワーカーも、
その団体の中では全国トップクラスの有名人だったりする。
(彼らの言動からは自己顕示欲の塊感が伝わり、それはそれで面白い。)
そしてこういう場所では
・普通に事業をしている人
・現実のビジネスを回している人が多く、
GAFA系の企業に勤めている人とも話す機会があった。
その人と話題になったのは、
AIでは出来ないことを人間はどう処理しているのかという話だった。
AIはデータの分析やパターン認識は得意だが、
本当に新しい発想や直感的な判断はまだ苦手らしい。
結局のところ、
最後の判断は人間の「意識」に委ねられる。
そう考えると、
人間の意識というものは、
思っている以上に不思議なものなのかもしれない。
わずか1000円程度の参加費の違いなのだが、
集まる人の種類がはっきり変わるのは、少し驚いた。
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さらに観察していると、
もう一つ面白いことに気づいた。
WEBの異業種交流会には
ある種の「生態系」が存在している。
大きく分けると、だいたい次の4つだ。
・MLM(ネットワーク夢ビジネス)
・コーチング
・なんちゃって系似非スピリチュアル
・投資
この4つは、まるで自然界の生き物のように
同じ場所に集まりやすい。
例えば無料の交流会では、
まずMLMの人たちが多く集まる。
理由は単純で、
彼らは常に新しい人脈を探しているからだ。
そこに次に現れるのが
コーチング系の人たちである。
MLMで疲れた人や、
人生に迷っている人に対して
「あなたの人生を変えます」
というサービスを提供する。
さらにその周辺に
似非スピリチュアル系の人たちが集まる。
コーチングよりもさらに抽象度が高く、
・宇宙
・波動
・引き寄せ
といった“心地よい言葉の概念”だけが登場する世界だ。
そして最後に現れるのが
投資系の人たちである。
MLMで夢を見て、
コーチングで自己肯定感を上げ、
スピリチュアルで“量子引き寄せ法則”を信じた人たちに
「この投資で人生逆転できます」
という話が入ってくる。
つまり構造としては
MLM(フォーカス3.5)の夢ビジネス
↓
コーチング(フォーカス4)
↓
似非スピリチュアル(フォーカス4.5)
↓
投資(フォーカス4〜5)
という意識帯の集団による
一種の食物連鎖が出来上がっている。
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私は普段、環境の話をするときに
梅には鶯
菜の花には蝶
ゴミにはゴキブリ
という例えをよく使う。
つまり、
環境には必ず、それに合った生き物が集まる。
どうやらこの法則は
異業種交流会の世界でも
きれいに成立するようだ。
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MLMの人たちはよくこう言う。
「自由」
「経済的独立」
だが実態は違う。
彼らはプレイヤーではない。
既に作られたゲームの中の、ただの駒だ。
(そしてマトリックスの様に夢を見せられている)
そしてこの構造はCIAなどの情報機関で使われているとされる
プロファイリングメソッドである
フォーカス理論で見ると
ある意味とても分かりやすい。
多くの場合、フォーカスは3.5
つまり一般的な会社員タイプフォーカス3型
・社会的成功
・お金
・承認
の亜種である宗教型の
強い組織依存型フォーカス3.5
だから同じフォーカスの人たちが
同じ交流会に集まり続ける。
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なお私は今のところ
「熟女好きの占い師」
という生態系に属しているのだが、
自身もパワースポットツアーを開催する立場から言えば
つまり
ゲームのルールを作る側から見れば
反社でなければ
誰が来ようと構わない。
マナーを守って
楽しんでもらえれば
それはそれで良いのである。
そして実際のところ
私とコーチングの人たちは意外と相性が良いし、
ネットワーカーにもタイトルを獲らせているのが現状だ。
もちろん、有償でだが。
……あっ、
MLMと呼んだ方がイケてるんだっけ。笑
まあ個人的には
美熟女は特に歓迎だが。笑
