現代風水と、私の生家の不思議な体験
皆さんは「風水」という言葉を聞いたことがありますか?
古くは土地や家の形、方角によって運気や健康に影響があるとされてきました。現代では、これを科学的な視点から解釈したものが「現代風水」と呼ばれています。
稲妻の語源と土地の力
例えば、「稲妻」という言葉には、昔の人々の知恵が隠されています。落雷があった田んぼでは、数年間作物がよく実ることに気づき、人々はこれを「良い土地のサイン」としていました。
科学的には、落雷によって土地の電気や磁場のバランスが整い、地中の微生物が活性化することで作物の成長に良い影響を与える現象です。逆に、地中に埋設物があったり磁場が乱れている場所では、作物が育ちにくくなる傾向があります。
戦前、満州国政府はこの現象に注目し、物理学者の楢崎皐月に解析させて農地開発に成功しました。その際、土地の電荷のバランスは作物だけでなく人間にも影響することがわかっています。しかし、日本は戦後の化学肥料の普及とともに、この知識を忘れてしまいました。
実は、伊勢神宮や出雲大社などの神社でも、古来から同じような考え方が受け継がれています。近年では、楢崎皐月の研究が再評価され、土地の電位や磁場を整える現代的な方法が確立されました。
現代風水では、昔の「氣」は土地や建物の電磁気的なバランスとして理解され、地縛霊や祟りは電磁波のノイズなどとして解釈されます。
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イオンバランスと「イヤシロチ」「ケガレ地」
もっとわかりやすく言うと、土地には「イオンバランス」があります。
マイナスの電荷が強い土地は肥沃で作物が育ちやすく、「イヤシロチ(弥盛地)」と呼ばれます。逆に、プラスの電荷が強すぎる土地は痩せて不毛になりやすく、「ケガレ地(穢れ地)」と呼ばれます。
これは土地だけでなく、人間の身体にも同じことが言えます。マイナスイオンが豊富な環境では体調が整いやすく、逆にプラスイオンが過剰な環境では不調が起きやすいのです。つまり、土地の電気的な状態は、そこに暮らす人々の心身にも大きく影響を及ぼしているのです。
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私の生家と公園の不思議な体験
私の生家の前には、団地の区画整理でできた公園がありました。その公園をL字型に囲むように20数軒の住宅が建っていたのですが、不思議なことに、その住宅の半数以上で悲劇的な出来事が起きていました。
• ご主人が重婚していた家
• 顔に大きなあざのある女の子が生まれた家
• 医療ミスで子どもを何人も亡くしたクリニック
• ご主人が突然亡くなった家
• 覚醒剤中毒になった人
• 一家が離散した家
• 脳の奇病で亡くなった幼馴染
• 引きこもりの親子やご主人
• 登校拒否の子ども
• 奥さんが寝たきりで家庭が崩壊した家
• そして私の家では、家出した父が殺人容疑者になる事件まで
調べてみると、その公園の場所には、昔「桶狭間の戦い」の戦没者慰霊碑があったそうです。昔なら「祟り」と言われるような出来事ですが、現代風水の視点では、土地の地磁気やイオンバランスが乱れ、電磁波のノイズとなって人々の生活に悪影響を与えていたと考えられます。
その後、公園は再構築され、土地のバランスが整えられたことで、こうした不思議な現象は解消されました。
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離れてわかった土地の影響
興味深いのは、この土地を離れて暮らしていた人たちのその後です。
ある人は国立大学の教員になり、ある人は大企業の役員に、またある人はニューヨークで有名なロビイストにまでなっていました。彼らは、土地を離れたことで本来の実力を発揮できたのです。
そして今、そうした人たちが再び故郷へ戻ってきています。これは、土地のエネルギーの流れが変わり、かつて「ケガレ地」と呼ばれていた場所が、本来の力を取り戻している証だと私は感じています。
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現代風水から学べること
私の体験からもわかるように、土地の状態は人々の暮らしや健康に深く関わっています。現代風水は、古代からの知恵と最新の科学を組み合わせ、土地や建物の電磁気的なバランスを整えることで、安心で健やかな暮らしを実現する知恵なのです。
風水は決して迷信ではなく、「自然と人間の調和を取り戻すための実践的な技術」と言えるのです。
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🌱 あなたが今暮らしている場所は、イヤシロチでしょうか?
それとも知らず知らずのうちに「ケガレ地」の影響を受けていませんか?
日々の不調や家庭内のトラブルも、実は土地のエネルギーが関係しているかもしれません。
