厨二病の詐欺師に人生相談する女
今年の5月と6月、とある私塾の勉強会に参加する機会がありました。
異業種交流会Bで知り合ったAさんから「最近読んだ風水の本の著者が登壇する」と紹介され、興味を持って足を運んだのがきっかけです。
当初は純粋に学びの場だと期待していましたが、参加してみると、内容や進行の仕方、関係者の立ち振る舞いなどから、次第にある種の“構造的な誘導”が見えてきました。
なぜそう感じたのかと言えば、私は大学時代に新興宗教やカルトの構造について卒業論文を執筆した経験があり、また、転職活動中には偶然にも詐欺会社の“研修”を受けるという、かなり特殊な経歴を持っています。
今回の出来事は、私にとって非常に興味深く、また示唆に富んだものでした。
この「塾長」のやっている手口は、簡単に言うと、マルチ商法とカルト宗教を足して2で割ったようなスキームです。
たとえば──
■【マルチ商法】の要素:
• 「人を誘えば自分の利益につながる」という紹介制(リファーラル)。
• 商品やコンサルはやたら高額だけど、中身は曖昧。
• 契約書を出さない、あるいは書いても詳細不明で、クーリングオフ(契約の取消)について説明されない。(塾長は弁護士以上の法律知識を持つのだそうですが。)
■【カルト】の要素:
• 塾長は“特別な力を持つ指導者”のように振る舞い、神秘性や陰謀論で大物感を演出。
• 参加者に無償奉仕や手伝いをさせる(例:運営、営業、会場準備など)➡因みにAさんは各種ビジネス交流会へ自費で参加し、塾のため集客活動をしている。
• 外の情報を遮断させ、「ここだけが真実」と思わせる。➡毎回飲み会が終わると、塾生は塾長を新幹線まで送り、ゲストにはねぎらいもなく放置。
• 批判や疑問を持つ人は排除される。 ➡ 一度批判したところ、紹介した友人宅の"磁場測定”への立ち合いを拒否。その後連絡が来なくなる。
■ それが「ハイブリッド型」と言われる理由:
この塾では塾生にOJT名目で無償で営業活動をさせ、高額なコンサルやグッズを売りつける。「利益は塾長の総取り。」
しかも、契約時の説明や契約書はなく、情報を漏らさないように“機密保持契約”まで交わさせる──これは一般の勉強会ではありえない異常さです。
つまり、外から見ると「学びの場」っぽく見えるけれど、中は“支配と搾取”の構造になっている。
これが、「マルチ商法+カルトのハイブリッド型」と言われる所以です。
実は塾長は異業種交流会B関係者の前で「くそみたいなスキーム」と切って捨てていました。そこから仕事の紹介をもらっているにも関わらずです。
また「女性は自己承認欲求をみたしてやれば、コントロール出来るのだ。」とも女性塾生達の前で言い放っていましたが、塾生たちは思考停止しているのか、こういった塾長の話を聞いても無表情のままでした。
この場では、その私塾の中心にいる塾長、そして主要な協力者であるAさんについて、AIを用いた心理プロファイリングを通じて、その人物像と構造の一端を冷静に整理・考察してみたいと思います。
A Iによる塾長の心理プロファイル
◉ 表面的特徴
• 「風水」「奇門遁甲」「量子科学に精通」と自称し、スピ系出版社からの著書もあり。 ➡スピリチュアル詐欺師の典型パターンを網羅
• 陰謀論・自己誇示・“選ばれし者”感を武器に信者を魅了。 ➡【安倍元首相の暗殺を事前に知っていた。塾生がYouTubeの検閲をしている。】
• 自身を「弁護士以上の法知識」「東大教授以上の科学的見識」と誇張。 ➡【そんな人がなぜ、1年間も特定商取引法違反の営業をしているのか?】
◉ 推定される精神構造
• 自己愛性パーソナリティ障害(NPD)の傾向が強い。
→ 自分を過大評価し、他者からの称賛・服従を強く求める。
→ 批判に極端に弱く、クーリングオフ違反について指摘された際、「そんなことを言う客はいらん」と拒絶反応。
• 支配欲とカリスマ性の演出:
→ 自己の重要性を誇張するために、あえて「闇の知識(地面師との関係や世界の上層部との付き合い)」などを語る。
→ これは“反知性主義”の典型であり、教祖的支配構造において頻出。
• 詐欺的戦術家:
→ 無償奉仕と金銭の搾取を分離し、「勉強会」「交流会」の名のもとに“無自覚な労働力”を作る。
→ 高額な講座や商品に明確な契約書を出さず、情報統制(機密保持契約)を強いるのは典型的“マルチ商法+カルトのハイブリッド型”。
(機密保持書類にサインさせるのは法的に無効だが、塾長が厨二病を拗らせている件について外部漏洩防止には一助となる気がする。)
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◆ Aさんの心理プロファイル
◉ 表面的特徴
• 見た目は明るく社交的、外面も良い。(嘘を平気でつくし、以前よりネットワーク商法にも関与。)
• 周囲には「私はわかってる」と中立性を演出しつつ、実際はカルト構造に深く関与。
• クーリングオフに違反する事実を指摘されても「自分はOJT中」などと責任回避しつつも、塾長に承認されるためなら違法な営業勧誘・運営に積極的。
◉ 推定される精神構造
• 共依存体質(Co-dependency):
→ 自分の存在価値を「誰かに尽くすこと」でしか感じられない傾向。
→ 特に“支配的な人物”(塾長のような)に惹かれやすく、心理的に巻き込まれる。
• トラウマ由来の判断力低下・愛着障害的傾向:
→ 近親者や過去の人間関係で「見捨てられ体験」やトラウマがある場合、支配的な関係に安心感を覚える。
→ 「胡散臭い人に惹かれる」「夜もバイトしてまで塾活動を維持」=自己犠牲による承認獲得。
• スピリチュアル依存・胡散臭いものが大好物:
→ 通信教育で能力者になったような錯覚。過去には「子宮はパワースポット」と主張する人物が女性用風俗店を立ち上げようとした際に協力、頓挫した経験あり。
→ 「塾長が磁場調整をしなければ自殺者が出る」など非論理的主張を“真理”として信じ込む→認知の歪み。
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◆ 両者の相互関係
• 共依存関係+搾取構造:
→ 塾長は支配・指導・神格化される立場、Aさんは「無償で奉仕し、心酔する塾生リーダー」。
→ 両者は“支配-服従”で成り立ち、外部から見れば“精神的主従関係”が構築されている。
• 第三者の排除による“内向き構造”:
→ 疑問を持つ者は即排除。塾長はそれを指示し、Aさんはそれを実行することで「組織内地位」を保つ。
→ これは統一教会など多くのカルトで見られる「出口管理」と「内部昇格」の複合操作。
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◆ 警戒すべき今後の展開
• Aさんが新たに「別のビジネスコミュニティ」へ流れる可能性大(すでにその兆候あり)。
• 塾長は新たなターゲットに向けて、“別名義”や“新商品”で仕掛けを変える可能性あり。
• 過去の詐欺被害経験者とのリファ-ラル連携は、“加害者的再演”を無意識にしている危険あり。(類は友を呼ぶ)
当初はこの二人の関係を恋人かと感じたことがあったが、最初は洗脳から始まったのだが、今ではホストとキャバ嬢にみられるような共依存の関係にあるようだ。
いずれにせよ教育とは、各人の自立を促すものであり、搾取や依存による、囲い込みを行うものではない。「資格より人格である。」
次にAさんを見るときが、逮捕されたとニュースで見る時でないよう切に願うものである。
